お久しぶりです! Hiroko音楽教室アシスタントのAnzuです。
教室をリニューアルしてから1年が経ちました。
ホームページはずっと更新していませんでしたが、教室では毎日元気にレッスンを行っております♪
さて、表題の通り『ピアノは弾けなければ楽しくない。』というお話を今回はしたいと思います。
「当たり前じゃん。」と思った方、あなたは練習ができる人ですね。
↓
ピアノなんて楽しくない!!
そうなんです!! ピアノは弾けなければ楽しくないんですよ~。
皆さんピアノを習うとピアノが弾けるようになると考えて、教室の門を叩き、レッスンに通います。
しかし、ピアノは自宅で練習しないと弾けるようにはなりません。
レッスン後、全く練習せずに1週間、そして次のレッスン。
・・・弾けるようになったら神様ですよ!!
レッスンを受けているだけで上達することはまずありません。
計算だって、英語だって、反復練習をしなければ身に付きませんよね?
もちろん、効率的な練習方法は存在しますが、簡単にすぐに弾けるような魔法などありません。
残念ながらそんなうまい話はないんですよ。
ちなみに、私Anzuも譜読みと練習が大嫌いです。マジめんどくさい。
でも、やります。
だって、譜読みと練習をがんばらないと、絶対に弾けるようにならないんだもの!!!
しょうがないじゃん!(泣)
弾けないままレッスンに通っても、ちっとも楽しくないです。
(先生との雑談が楽しい場合はありますが・・・笑)
恥ずかしいし、気まずいし、先生に申し訳ないし・・・
いや、そんなことすら思わない重症な子もときどきいますけどね(苦笑)
ピアノは弾けるから楽しいのであって、ほとんど弾けないままレッスンに通っても、つまらなくないですか? 辛くないですか?
最初は難しそうだと思った曲が、練習をがんばったら弾けるようになった、その成功体験があるからまた次の曲にも挑戦できるのです。
上手に弾けるようになった経験がなければ、練習に対してやる気が起きないのは当然です。
弾けたときの喜びが想像できないから、練習の苦痛のほうが大きくなってしまうのです。
ピアノは弾けると楽しいんですよー。
忙しくて練習する時間なんてないし・・・みんなそう言います。
でも、子供なら毎日ピアノに触れる習慣をつけるだけで上達します。
幼児なら1日5分
小学校低学年なら1日15分
小学校高学年以降なら1日30分
きちんとした練習を毎日欠かさず行えるのであれば、たったこれだけの時間でも、ピアノが楽しく弾けるようになると思いますね。
もちろん、もっと練習できるのであれば、たくさん練習したほうが上達は早いです。
ですが、細く長く音楽を楽しむのであれば、毎日ピアノに触れる習慣をつけるという気持ちで十分です。
講師の希望としては、毎日1時間は練習して欲しい・・・ですけどね~。
コンクールを目指すとか、音大を受験したいとか、プロの演奏家になりたいとかでしたら、そんな甘い話はありません。
それこそ空き時間のすべてを音楽の勉強や練習に費やす覚悟が必要でしょう。
しかし、趣味でピアノを習うのであれば、最低1日30分集中できれば十分だと考えます。
では、ピアノ習慣はどうやって身に付けたらよいのでしょうか?
たとえば、毎日決まった時間にピアノを弾くというのはどうでしょう。
1日のタイムスケジュールを見直し、この時間だったら必ずピアノを弾けるという時間は作れないでしょうか?
朝起きてすぐ、学校から帰ってきてすぐ、夕食前、寝る前、いつでも構いません。
お子様に合うタイミングを見つければよいと思います。
続けて長い時間が取れない、集中力が続かないなどであれば、朝と夕方に5分ずつとか、15分ずつとか、細かく分けてもよいと思います。
どうしても平日に時間がたくさん取れない場合は、休日に譜読みなどを集中して1時間がんばって、平日は10分ずつ練習とかでもよいでしょう。
とにかく少しでもピアノに触れる時間を作りましょう。
また、幼児~小学校低学年くらいまでは親御さんが練習に付き添う必要があるかもしれません。
その場合は、親御さんにとっても負担のない時間帯を選ぶことが大切です。
自発的な練習を継続できる子はまずいないと思ってください。
「なんで練習しないの!」「ちゃんと練習しなさい!」と叱ったところで、具体的な声掛けがなければ子供は動かないでしょう。
お子様の様子を見て、お子様と話し合って、毎日ピアノに触れる時間を意図的に作ってください。
疲れていて大変な日もあるでしょう。気分が乗らない日もあるかもしれません。
それでも、できる範囲で、ちょっとだけでもピアノに触るよう声掛けをしてあげてください。
そして、練習をがんばっていたら、それを認めて褒めてあげてください。
カレンダーにシールを貼るとか、ちょっとしたお菓子などをご褒美にするのも効果的です。
お子様が毎日練習ができるような環境を整え、サポートするのは親御さんの役目です。
いろいろ工夫してみてください。
ピアノの練習が習慣化すれば、きっと楽しくピアノを弾けるようになると思います。
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